金平糖one 「朧月夜の変」
バンド名はこんぺいとおんと読みます。
twitter@konpeitone
作詞・作曲 漱蝉
編曲 漱蝉、RI
mix&mastering ばけもんきー https://twitter.com/bake_monky
vocal 瑚雪
E.guitar 瑚雪 ざわ
イラスト まほ https://twitter.com/mchixl
彗星みたいな走馬灯にも似た電気
信号が僕の脳を流れるように伝う
感覚みたいな曖昧な哲学メロディー
鼓動が脈打つ前に不意に流れ出した涙
時々起こる不思議な現象聞き覚えのある
存在していないピアノフレーズがある
でもそれは全部君がいた時の僕達の音楽だ
桜が散り雨に打たれ自転車で駆け抜ける
夜になると靄が覆う霞んだ空と
月が見えるそんな季節大坂の街で
甘いコーヒー飲みながら
窓の水滴をみている
君の帰りを待っている
憧憬みたいな妬みも混じった心が
あのときの傷と共に君の面影が揺蕩う
今すぐじゃなくても大作じゃなくてもいい
稚拙な文でもいいから歌にならなくてもいいから
時々思う君の現在は美しいだろうか
存在していない君の姿形
僕も行くよもしも君が咲いてると言うならば
晴れない空曇り調子重力みたいな
朝になると温い風冴えない頭
昼まで寝るそんな季節どこかの町で
ダサい音楽書きながら
君にスープ作って待ってるから
小説の中の世界なら
結末はまだ綺麗だ
嬉しい悲しい楽しい悔しい続きが見たい
そんなもんなんだろうが
僕の人生の終わり方は
僕の価値観に依存する
終わってみないとわからないだろうけれど
きっとそうなんだろう
100年経ちみんな死んで人々が入れ替わる
汚れた空気みたいに煙たがられる
僕らが散り風に吹かれ再び会うことはない
この無様な思い出を無くしてしまえ!
星を眺むそんな季節大坂の街で
焦げたクッキー食べながら
窓の水滴を見てる
スープが覚める前に