凡人は夏の夢に焦がれる / 透夏
透夏(とうか)と申します。
自分なりの応援歌です。
よろしくお願いします。
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■Vocal:透夏
https://x.com/toka10summer
■Lyrics/Music:透夏
■Arrangement:DIGM
https://www.youtube.com/@DIGMOfficialChannel
https://x.com/DigmInfo
■Mix:みちる
https://www.youtube.com/@michill_kirin
https://x.com/michikirin
■Recording:Sekimen
https://www.youtube.com/@PEERLESS1.1k-Sekimen
https://x.com/Sekimen4st
■Illustration:透明な仮面
https://x.com/MarScorpio8
■Movie:anz
https://x.com/anzcreate_23
■Produce:kiila
https://x.com/kiila_vivi
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いつのまにか好きな漫画の主人公は年下になっていて
話題のドラマの主演は同い年のあの子でした
天才や秀才は既に何かを成し遂げていた
凡人の僕は未だ、何にもなれないまま
でも、この道を諦めきれなくて
焦りだけ募ってまた夏が過ぎていく
大人になったって大人になれずに
それでも歌うのは一人泣いている誰かを救いたかったから
他人の目が怖かった 自信がないこと見透かされそうで
幼い頃から変わらない 目を逸らして喋る癖
出る杭は打たれるから目立たないよう生きてきたんだ
みんなに合わせていれば安心できたから
なのに、一人きり、ここに立っている
不安に沈み込んで また眠れない夜
生きるって苦しくて辞めたくなるけど
それでも歌うのは 本当は僕自身を救うためかもな
夏、好きで嫌いだ
ずっと消えたかった
透明なあの夏
入道雲、潮の匂い、蜃気楼、夕立、
蝉の声、汗ばむ肌、濃く伸びていく影
心が囚われている
そこから動けないでいる
すべてが僕を突き動かしている
躓いたっていいよ、すぐに立てなくても
抜かされたっていいよ、結末なんて知らない
0と1は違うんだ 少しでも進めば良いんだ
心陰るより輝く方へ
炎天下その身焦がしても
夏日照らす眩しい方へ
藻掻け、足掻け、生きて、生きて、
いつか僕が僕を愛せますように
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#オリジナル曲