【オリジナル曲】追憶の冬将軍 / ゆきうさぎ (明科瑞希×黒兎ウル)【MV】

Tue, April 1, 2025 9:00am

URL:

Embed:

いるかの合戦後、「ゆきうさぎ」はそれぞれの道を歩んでおりました。
ある日、一枚の銀貨がわたくしに話しかけてきたのです。

「ゆきうさぎさん、ネタ曲歌いませんか」

わたくしは面白そうな話にぴょんと飛びつきました。(うさぎだけに)
ネタ曲！ぴこぴこ系？メタル系？一体どんな曲なのでしょう！
心がぴょんぴょんと跳ねるのを感じました。(うさぎだけに)
しかし送られてきた曲はネタ曲ではなくガチ曲だったのです…！！

少年による繊細な書、人気絵師による迫力ある水墨画。
銀貨の奏でる哀愁漂う旋律、それに寄り添う冬将軍の優しい歌声。
笑いなど…一切、ない…！！！！

わたくしもガti…真剣に音と向き合わせていただきました。
どうぞ心ゆくまで「ゆきうさぎ」の調和、追憶の景色をお楽しみください。

ただ、ただわたくしは思うのです。
季節は春。
追憶の春将軍だな、と…

桜が綺麗ですね🌸

◇━━◆━━☾━━◆━━◇

◇━━◆━━☾━━◆━━◇

「追憶の冬将軍」

失くした痛みを呼び覚ます
古い傷跡疼くように
夢を追って全て投げ捨て
辿り着いた先の景色は

祈ることしかできないから
涙隠して見送った日
捨てたはずの写真をめくるように
次々浮かび上がる

「幸せ？」と問われる度　返す言葉に詰まって
「何も無いことが幸せ」　戻らぬ日々の肌刺す風

季節外れの通り雨
苦い記憶を流して
君の温度を思い出す
あの日によく似た暗い朝

風を切り空駆け巡る
渡り鳥の行く先に
私の心を重ねる
君がもう居ない冬の日に

思えば君が全てだった
ありふれた後悔が溢れる
その時が来るまでは何も
見ない振りをして生きてきた

時が止まればなんてことも
冗談みたいに言ったけど
僕の中の世界はもう
あの日から時が止まったよ

昨日までの穏やかな日が嘘みたいな寒さに
苦笑いで身を寄せ合う　二人の距離縮める冬将軍

行く道を彩るように
ふわりふわり雪が舞う
君の顔が見えなくても
不安なんて何も無いさ

夢から醒めた明くる朝
君の姿を探して
抜け殻のように空を見る
雪と共に消えた横顔

季節外れの通り雨
苦い記憶を流して
君の温度を思い出す
あの日によく似た暗い朝

風を切り空駆け巡る
渡り鳥の行く先に
私の心を重ねる
君がもう居ない冬の日に