自分に嘘を重ねるたび 心と心が剥がされて
やがて君が生まれたの 足元に貼り付く影笑ってる

歌:重音テト
曲・詞・絵:とるて

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不敵に笑うおぞましい顔、でも
離れてみてもすぐに追いつかれて
どんなに強く突き放してみても
切り離せない影法師は……

いつからだろう 隣に住み着いた
道化の顔に自分を重ねてる
罵る言葉 耳を澄ますけれど
鼓膜は既に破れてる

「痛みがないなら平気じゃないの?」
真っ赤に染まった大きな鼻

出鱈目だらけの真ん中で
心はどんどん閉ざされて
今じゃ悲しみや怒り
不安の冷たさも もう分からない

閉ざされた箱 次第に吹き溜まる
嫌悪の念に押しつぶされている
瞬きさえも煩わしくなって
ゆっくりひとり目を閉じる

「やる気がないなら消えてしまえよ」
仮初めの涙描いた頬

自分に嘘を重ねる度
心と心が剥がされて
やがて君が生まれたの
足元に貼り付く影 笑ってる

そして意味さえ分からず
自分を傷つけて ほら、笑ってよ
今じゃ幸せや希望
日だまりの温もりさえ
分からなくなったのかな……