僕の誕生日にこの歌を歌わせてもらいました。
朝五時に一発撮りで一発撮りっていうのを伝えるためにリップノイズなども切ってません。お聞き苦しかったらごめんなさい。
一発撮りのアイデアというもの母がいつもおんなじフレーズばっかうるさいわって言われたことがあったので、一発でも歌えるんだぞって言う意味も込めてこの方式を取りました。

今年はいろんな出来事がいっぺんに起きて大変な上半期でした
香典の中にはピン札を入れてはいけない約束の理由と一緒で僕も前々から用意していた動画を作る気にはなれませんでした。
なので7/29中に完結する作品にしました。両親に思いを込めて。
思えば父のことは知らないことばかりで、いなくなってから知るようなことが大半でした。
死期が近いとわかっていながら、会いに来てくれる父の友人を優先して、深い話や僕に伝えたいこと、僕が伝えたかった事を伝えられなかったのが現状です。
ぶっちゃけそこだけはすごく後悔しています。
きっとそれは父も同じだと思います。あれだけ僕が熱中していた部活で協力してくれたり、僕が歌を親戚のみんなに褒めてもらっていた時に負けじと父も歌を歌ったり、同じ目線で張り合ったり協力してくれた父なのでなおさらだと思います。

このギターは父が30年前くらいにバンドを組んでいた時に使っていたものです。今は僕がちまちま練習しています。
ギターの前にある絵は、僕が小学校ぐらいの頃に父に向けて書いたものです。今もなお父の寝室に飾ってありました。あまり僕が父に贈り物をしたことがなかったので大切にしてくれてたのだと思います。ここで小学生っぽいミスというか本来はこの絵両親二人ともに書いたものでした。ですが表裏に書いてしまったのです。
書いて渡した当初は両親は気づいたら自分の書いてくれた絵に変えていたやり取りを思い出しました。本当に懐かしいです。

思い出せばそんなに怒られた記憶がないです。本当に悪いことをしたとき以外は。
それ以外は母が僕を怒ってそれを「また怒られてやんの~」ってちゃかしてくれてました。うざいなって思う時もありましたけど、今思えば父なりのフォローだったのかもしれません。
父の顔を思い出すときは、決まってどや顔だったり、ちゃかしてる顔だったりです。
あまり全力で笑顔!ってかんじのひとではなかったとは思います。
写真の時もいつも仏頂面で、、w

でも葬式の時、いっぱい写真が並べられて、その中に昨年の結婚記念日の写真がありました。正直僕はびっくりしました。あんなに笑顔で写真を撮れる人だったんだと。本当に無邪気な笑顔でした。

まぁこのようにあんなに少なかったように感じた父親との思い出でも全然5000字じゃ収まりそうにないのでこんなもんで。。
また来年この日この曲でちゃんとしたMVも作ろうかとも思ってるので、そのときまた話せたら話そうと思います。

今の僕に父に自慢できるお相手はいませんが、でも父に自慢できる親友、家族と呼べる人はできました。
実際に父に合わせたこともあります。
Chartieとやぎたろです。やぎたろは一回しか会えませんでしたが、Chartieに関しては、よく泊まりに来ていたので僕の知らないところでも絡みがあったようです。

Chartieは忙しくて葬儀にはこれませんでしたが、でもその後父について話す機会があり、その時に「第二の父のようだった。」と泣いてくれました。
その時に本当にすごい父だったんだなと再確認したと同時に父のようになりたいなとも思いました。

会社のみんなからも慕われ、葬儀の時に置いてあった寄せ書きにはこんなにアットホームな会社はない、ここで働けて良かった。とたくさんの人が書いてあり、驚きました。
誰もが会社行くの面倒くさいものだと思って生きてきたので信じられませんでした。
生前もう会社に行けなくなった頃、「〇〇(母)に迷惑かけて、作ってくれる飯を食べてあげられないのも悔しいし、なにより動けず働けない自分が情けない。」と泣いていたのもみて、弱音を吐く父は見たことがなかったので、そこも衝撃でした。
それだけ思いを込めて会社を動かし、部下をまとめていたのだと思います。

本当にかっこいいです。こんなにかっこいい人見たことがない。

最後までかっこいい親でした。いや親としてだけじゃなく男としてもかっこいい。

寝れ無くなったり、歩けなくなったり、しながら5月30日最愛の母親の誕生日を一緒に祝い、役目を終えたように息を引き取りました。

本当に好きだったんだなって思いました。

これだけ人を愛せるのは尊敬しかないです。

どんな嫌なことがあっても、どんな運に恵まれないなって思ったことはあっても、それでもこの二人のもとに生まれてよかったと心から思います。

産んでくれて、そしてここまで育ててくれてありがとう。

これからもよろしくお願いします。

※好き勝手かいたのでまとまりがなかったかと思いますが、そこはごめんなさい。

お借りしたinst:https://www.youtube.com/watch?v=In4RsINTNX0