ただ一度とないあの夏へ/可不・初音ミク
椎乃味醂です。
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CREDIT
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▋Music
Sound , Writing , Prod. 椎乃味醂
E. Gt. Recording きっとずっとぼっち
▋Video
Character Illustration 鷲屋
Composition 柚璃遥
Direction 椎乃味醂
▋Others
Language Support. Tackmyn Y.
Chinese Translation Yikori
korean Translation SILV4
▋Vocalists
Vocal1(#CeVIOAI) #可不
Chorus (#VOCALOID) #初音ミク
Overall Direction 椎乃味醂
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LYRICS
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君は覚えているのだろうか、
滴る山に灼くる青の空、
あの重たそうに大きな雲を、
二人で掴みに行こうって、
君は笑って手を取って、
文字いっぱいの模造紙を持って。
自由研究の「自由」の部分は、
君のためにあるみたいだった。
あの山を越えて、青時雨を見るのは、
いつも君が一等賞。その背を追って、
私も蝉時雨に飛び込んだ。
雲の向こう、送電線、限りなく青、
青い情景。陽炎に霞む廃線の上を、
ふと横切る涼風の匂い。
「ここを僕らのさ、秘密基地にしよう」
そう言って思い出を詰め込んだ、はずなのに、
今はもう、君の声と顔すら思い出せないんだ。
君の影が消えたあの日から、
鬱陶しく灼くる青の空も、
あの重たそうに大きな雲も、
全部、全部嫌いだ。
嗚呼。時間だけが重なって、
私を思い出から押し出して。
後に残った「意識」の部分は、
深い悲しみの累積だ。
あの山を越えて、この場所に来るのも、
もう何度目なのだろうか。その度に記憶が、
薄れていくこと知る生活だ。
あの山を越えて、青時雨を見るのは、
いつも君が一等賞。その背はもうないが、
もう一度思い出させてくれ!
雲の向こう、送電線、限りなく青、
青い情景。陽炎に霞む廃線の上を、
ふと横切る涼風の匂い。
「ここを僕らのさ、秘密基地にしよう」
そう言ったあの日の約束を、
もう一度、もう一度、
この場所で君と忘れない様に、このさ、
8月某日の特別な日にきみと結ばせて!
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