『しのぶれど』(Shinoburedo)
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―「来世など貴方は知らないくせに」―

どうも、犀黒 嶺(さいくら れい)と申します

誕生日を迎えました、運命には逆らえない曲です
一番好きな花はすべて知っていたようだ
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歌唄:初音ミク

絵:しらす 様(https://twitter.com/shirasu_OvO?s=20)

映像:犀黒 嶺

作詞・曲:犀黒 嶺

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【Lyrics】

叶うのならば天界に咲き 天上の華でいたかった
願うのみなら地獄ですべし 色に出でるほどに想ふ

秋雨に身を隠して貴方待つ 旅路で逢えるように
何時の日も貴方想へば 涙すら雨に溶けるのでしょう

使命(さだめ)だと信じ想い断ゆ 知らず閉ざす記憶

地獄に咲いて屍と散る 毒纏いしこの日を業とする
この世の時を彩れたなら 風が私を運び香り立つ
人が問ふほどの想い

雨粒の簪(かんざし)挿して貴方待つ 夕日に背を向けて
朝霧にこの身溶かせば かれ姿見ることもないでしょう

望まぬ場所で咲くことのように 貴方もいつかはそっと花と散る
絶え入る前に契れるのなら 地獄すら私が染めゆく
そんな夢物語

巡りゆく季節模様 暁月夜に咲いた恋衣
はらりはらりはだけては 来る長い白姫の刻に消えた
しのぶれど隠せずに 野山の錦に向いた心火の念
さらりさらり包んでは 想うはただ貴方ひとりだけと告ぐ
来世もきっと━━━━

叶うのならば天界に咲き 貴方と共に一生(とわ)を生きる
この世の時を彩れたなら 地獄すら私が染めゆく
望まぬ場所で咲くというのに 貴方はなぜ地獄に来るのですか
願うばかりで契れるのなら 何もかもを投げ捨てて咲き、貴方をこの世で待つ
御伽の世の物語