ただずっとそこにあった。

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Music & Lyrics & Arrangement & Movie:Mogaki
https://twitter.com/mogakixx
Illustration:なげ
https://twitter.com/Emae_626

offvocal:https://drive.google.com/drive/folders/1SfBxUXIK_oDRn9atS4jyAeSCibCrt1Kn?usp=sharing

歌詞

曖昧で傲慢な感情ばっか
むせかえるほど塗りたくって

対に不規則な息の残る部屋の
風景と化す 視線も残らず
埃は積もるばかり
絶えず褪せていく鮮やかな色彩に
溜息すらない 迷いなんてない
今更どうだっていうのさ 

きっと ねえきっと 疑いさえなくて
そっと ただそっと 安寧に縋って
ずっと そうずっと 触れられないような
それは

いつまでも
曖昧で傲慢な感情ばっか
むせかえるほど塗りたくって
唇咬みしめてただ赤い血が滴った
ほら どう足掻いたってイミテイション

爪の間まで染みついた色さえも 
洗って流す 匂いも残らず
綺麗になるばかり
繋ぐ指先に価値を見出せども
思案は止まらず されども惑わず
そんなのどうだっていいよな 

きっと ねえきっと 無い物ねだったって
そっと ただそっと 安心を求めて
ずっと そうずっと この手に包むように
在りたいと願うたび

倒錯した称賛と感動ばっか
錆び付いた脳裏フラッシュバックして
唇きっと結んでただ鈍い頭恨んだ
もう  ぬか喜びのノンフィクション

消えない 癒えない 閉じた目の裏側で
ご都合主義の行く末が濁った水のように
見えない 言えない  静寂の満ちてく夜に
零れ落ちていった声はいつしか解けていく

どこまでも
相対した勝算に身を焦がし
泥を食む気概も無い癖して
ただずっとそこにあった埃まみれの答えは灰になった
いつまでも
曖昧で傲慢な感情ばっか
むせかえるほど塗りたくって
唇咬みしめてただ赤い血が滴った
ほら どう足掻いたってイミテイション

ついに不規則な 息の残る部屋の
風景溶かす 視線も残らず
誇りは積もるばかり