脳と心臓

一枚の徒
一筋の涙
霧と成り命
儚なささ故に 揺れ

一つの祈り
一方の想い
霞夜に射す
幻想の様な光

綺麗に透き通った空気
それは貴方だけ包んで
触れたら消えてしまうから
見つめてるだけで良かったんだ

散り行く桜の下に置き去りにした
あの日の悲しみを忘れぬ様
ただ1人痛みを胸に刻みつけ
時の経過さえも癒せぬままに

儚さの欠片を一つずつ集め
愛しさと言う名の鎖にして
ただ一人誓いを胸に切り刻み
貴方と生きた事誇りにして