ヨバレ

Posted on October 15, 2021

by Miyuki

こわどりFri, October 15, 2021 10:00amURL:
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バッドエンディングメイカー

◾︎Lyrics
暗い六畳半に
ぶっ刺さった雷鳴が
照らしあげたのは
寝過ごした僕だった

グラッとめまいがして
よろめいた足並が
蹴っ飛ばすは空き缶と
壊れたネオンライト

そうだ今日だった
君が生き終えた日
ちょうど今日みたいな
薄暗い天気の中で

狂った太陽が
奪ったもんはただ
2℃ばっかの体温と
平凡な毎日さ

過ぎてゆく時を
暖かな日常さえ
ひとつも残らず
持ってった神様に
祈ったって変わんないわ
もうやってらんないな

恨んでたって泣いてたって
君は消えないさ
来世だって会いたいなんて
呼ばれるんだ
大丈夫さ後悔なんてしないよ
数えていたんだ
君のいない日々を
笑って泣いたあの日々を

いつか聞いたんだ
バッドエンドの物語
当事者になってみたら
出ない言葉だらけで
「君を知らないで死ぬよりも
君を失って生きる方がマシ」とか
もう薄っぺらいただの夢物語

流れてく太陽
みたいな暖かが体を守った
君がくれた透明が
頬を伝って落ちてしまった
残るガラクタ

恨んでたって忘れないさ
君のことを
来世だって僕の名を
呼んでくれよ
大丈夫さどんな困難なことだろうが
そうだ君のいる今日を
笑って泣いて過ごしていく

揺れる水面あぁ
最後に残った
君がいた過去も全部
素っ頓狂な幸福も
目を背けた現実も
笑い飛ばして
しまってよ永劫
rest in peace sign

笑ってたって怒ってたって
意味はないさ
頑張って吐いた存在証明
ばれてんだよ
バッドエンディングメイカー
捨て身で綴った
こんなありきたりな話を
反面教師にしてくれ

朝の6畳半に
眩しかった日差しが刺した
倒れた空き缶が
過ぎ去った雷鳴が

桜ひらり
川を流る
最後に拝んだのは
世晴れた光景さ