伸ばした手を照らすのは
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蒼二才と申します。
自身のオリジナルボカロ曲「巡視船」のセルフカバーです。
なるべく世界観を声で表現できるように頑張りました。
感想頂けると嬉しいです、、、!

ボカロ版:https://youtu.be/OirzL0XrEAQ

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■Music&Lyrics:蒼二才
■Movie:ゆ。( target=”_blank” rel=”nofollow”>http://twitter.com/yu___maru___111 )
■Bass:夕( http://X.com/act_xx )
■Drums:あーさー( http://twitter.com/_TKDrums_ )
■共同Mix:セイケンJAPAN

■音源 : https://drive.google.com/file/d/1fwSzkkiUCEOrX1FTh3Y_lJhrWIr81SKa/view?usp=sharing

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Lyrics: 

指先に落ちる 赤い雲を眺めていたんだ
瞬きを止めて
冷たい肌の きめ細やかな痣は
疾っくに消えてた
同じ画のまま

刺さる矢印と透明な自我が巡る電脳上
焦燥の果てに 16錠は歪に溶けた

酩酊を泳ぐ僕が伸ばした手
深く鋭敏に潜る 浅い洋灯に照らされぬように
浮かぶ背を呼び止める声
それは鮮明で頭を割る程に
響く気がした

五十歩の道程は果てしなく続く
遠い砂漠を渡るラクダの脚が映る
踏み締める砂は死んでいるのか
旅路の終わりの際に 花は咲くのか
群青に浮かぶ船を見て泣いた
瞳は澄み切って
難解な詩を徒綴っていく
僕が生きている証を
無意味にすら思える日々を捨てきれずに

沁みる醜さが鼻を突いた
人混みに紛れても馴染めないようで
息を止めた

酩酊を泳ぐ僕が伸ばした手
深く鋭敏に潜る 浅い洋灯に照らされぬように
浮かぶ背を呼び止める声
それはもう僕に届きはしないようで
柔く蓋をした
意識の外を泳ぐ辿る 船を浮かべて
誰もいない終着点を 埋めつくした白い花は

#VOCALOID #rock #music