ブリキ街の夕汽車 / 蒼二才 feat.flower
甘ったるい季節は チョコのように溶け落ちて消えた
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蒼二才と申します。
春というには遅くなりましたが、僕らしく春を描いてみました。
何卒。
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■Music&Lyrics:蒼二才
■Illustration:あ( http://X.com/sooda_0 )
■Bass:ま子( http://X.com/masu_0120 )
■Drums:あーさー( http://twitter.com/_TKDrums_ )
Abalajah( http://twitter.com/abalajah )
■Movie:アフタ( http://X.com/mizuki_shirok )
■共同Mix:セイケンJAPAN
■音源 : https://drive.google.com/file/d/1TTb-BxJ3ZyjdB5Rx9GI5bLS_qFuxCKNA/view?usp=sharing
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Lyrics:
(足元を吹き抜けた風は
酷く冷たく 無機質で
時計台に座るあなたを
攫ったんだ)
甘ったるい季節はすぐに
チョコのように 溶け落ちて消えた
呪いに似た感情を離せずに
落ちてく眠り
窓越し 映る秒針は
『今』を忘れていた
日が暮れてったブリキの街には
あなたの影が残る
薄汚れていくブーケ
夕汽車から昇る煙を見て
白昼夢の中を 泳ぐ
道の端に並ぶ街灯に
群がる羽虫に説く
生命の価値には
なんの重さも無いらしく
吹く風で散っていくの
くすむ3番街の 白いビルが目を滑っていく
視界が歪んで
日が暮れてったブリキの街には
あなたの声が残る
薄汚れていくブーケ
夕汽車から昇る煙はまだ
オレンジで染められてた
風化する 色も気配も
日が暮れてったブリキの街から
あなたの影が消えていく
夕汽車から昇る煙と共に
見送るよ 声や仕草の全てを
日が暮れてったブリキの街から
私は去っていく
汚れたブーケ置いて
知らないどこか遠くへ
夕汽車が心地よく揺れた
いつか夢でまた会いましょう
秒針はただ時を刻んでいた
(足元を吹き抜けた風は
冷たさを忘れていた
移ろう季節に目を向けて
引かれた手で祈りを捧げるの)