逃春 / 蒼二才 feat.音街ウナ
春”が”逃げているのか、春”から”逃げているのか
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蒼二才と申します。
「とうしゅん」と読みます。家から出れない人の歌です。
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■Music&Lyrics:蒼二才
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■Bass:すず。( http://twitter.com/suzu_bass_ )
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■音源 : https://drive.google.com/file/d/1DDzmr1ZxRVVRYoY1vLtekQg_EAxbj0U6/view?usp=sharing
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Lyrics:
締め切った カーテンの裾に雫が透けていた
それを見て私は知った 今年の冬を
階下から聞こえたテレビ音 昔好きだった歌手の
歌が薄っぺらく聞こえて仕様が無ぇ
社会は今日も忙しなく 眩く光り続けてる
ただ私だけが1人 まだ褪せる色もない
何時だって 心の底は見えねぇ
ゴミを漁り這いつくばる未来に怯えてる
春 願うほど声は掠れ消えていく
この先に 何があるだとか
誰も教えてはくれないけれど
ただドアの前に立ち尽くす私の足は
動かない 変わらなきゃなんて
誰よりも分かってるが踏み出せず息をしてる
あぁ冬が嫌いだ
窓の外を少し眺めてみた
ありきたりな日常 ありきたりな物で溢れてた
空の青さは憎いほどに『青』で
私の心情をそっと 塗り潰してくれる気がした
鼓動が響く 狭い部屋を埋め尽くす
汗 滲む手を伸ばし ドアノブに歩み寄る
今をきっと 心待ちにしていた
春 願うほど足は竦み後退る
この先に 何があるだとか
誰も教えてはくれないけれど
ただ1歩前に踏み出した私の足は
どこか少し大きく感じて
意味もなく歩きたいと そう思えたんだ
あぁ冬は寒いな
クソみたいな日々にさよならを
虚無に泣いた夜に口付けを
最後に立って笑ってた奴が勝ちだから
情けなくても手伸ばせ胸張って突き進め
春 願うほど空回りを繰り返す
この先に 何があるだとか
誰も教えてはくれないけれど
ただ 人並みの幸せがほしいだけだろ
許してよ それくらい なんて
もうやめだ分かってるさ 自分で獲るよ
春 願うほど遠回りを繰り返す
この先は 行き止まりなのか
誰も教えてはくれないけれど
まだ花の横に朽ち果てた煙草を見て
このままじゃ死ねんだろなんて
気丈な振る舞いで誤魔化して息をしてる
あぁ冬は終いだ
#VOCALOID #rock #music