8月の長い坂道を登れたらきっと
また君に会えるような気がしていたんだけど
肌寒い風の中ひとりで佇むことも
この頃じゃずいぶん楽になったんだよなんてさ

強がりを呟けど君はもう
返事さえ返してくれないね

ひゅるり
秋風に凍える指で
音を集めてこれから何を歌えばいいの?

ひゅるり
秋風が音をさらって
取り残された気持ちを誰に告げればいいの?

10月の緩い坂道を下れたら
きっとまたもとの僕に戻れると信じてたけれど
はりつめた風に頬を叩かれるたび何故か
後悔と悲しみに支配されているなんてさ

泣き言を呟けど君はもう
この場所に帰ってこないよね

ひゅるり
北風に震える声で
音をなぞって今更何を歌えばいいの?

ひゅるり
北風が熱を奪って
取り残された気持ちを誰に告げればいいの?

きらり
寒空に浮かんだ星を
君も見ているだろうかなんて思ってみても

ぽつり
寒空に放り投げてる
こんな気持ちに君はもう答えてくれないね
君はもう聞いてはくれないね

歌:重音テト
曲・詞・絵:とるて

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