【AL「夏の夜明けを待つ僕ら」Package】
https://ldh.lnk.to/NATSUNOYOAKE

【Streaming / Download】
https://ldh.lnk.to/Lunaotoyume

ep.3「魔法の瞬間 feat. 心之介 from ZIPANG OPERA, ゆある, NORISTRY」
https://youtu.be/Uc0Q5hi0ujQ

ep.5「Update feat. Dream Shizuka, わきを from よさこいバンキッシュ」
https://youtu.be/huJZ63KpRMw

ものがたりおんがくプロジェクト『夏の夜明けを待つ僕ら』:
【HP】https://ldhrecords.jp/monogatari_natsuboku/

Story:民宿の女将・葉子はある日、雫に歌を教えてほしいとお願いする。
昔から歌が得意だった葉子は、村の夏祭りで披露する曲を雫と一緒に作ることに。
周囲の反対を受けながらも、一真と雫に見守られ一生懸命に練習を続ける葉子。
そこには亡き母への想いや、過去に手放した夢への希望が隠されていた。
そしてついに、初舞台の瞬間が訪れて──。

cast:榎波 雫(cv くろくも)
   望月 葉子(cv 辛島美登里)
   橘 一真(cv NORISTRY)

vocal&voice actor:くろくも
https://twitter.com/kurokumo_01
https://t.co/saguEj5ixb?amp=1

vocal&voice actor:辛島美登里
http://www.karashimamidori.com/
https://twitter.com/midorigamek
https://www.youtube.com/user/midorikarashima/featured

voice actor:NORISTRY
https://twitter.com/NORISTRY2525
https://www.youtube.com/c/NORISTRY0113

music&lyrics:*Luna
https://www.ast-luna.com/

lyrics:音はつき
https://otohtk.wixsite.com/website-1
https://twitter.com/oto_hatsuki

illustration:ふすい
https://fusuigraphics.tumblr.com/
http://pixiv.me/fusui0519

movie:taichi VeillStudio
https://twitter.com/taichi__ba
https://www.youtube.com/channel/UCAUbLLlam6ayzmWVhG_qzmQ

夢は夏夜の花火 feat. くろくも, 辛島美登里, NORISTRY
music&lyrics&arrangement:*Luna lyrics:音はつき

空へ続く白い想いは
風に揺られてもなお天を目指す
あぁ 私は今どこに向かえば良い?
ねぇ 聞こえてるかな?

「ねぇ雫ちゃん、歌教えてよ」
「いいですけど、どうしたんですか?急に」
「民宿の女将が歌上手いとか、なんか良くない?」

かつて”少女”は夢見てた
胸を指す言葉と声と
真似をすればいつも笑ってくれた
それでも ”やめておきなさい”と
杭は打たれ 諦めた
流れる時の中 閉じ込めてた

忘れかけてた思い出が
いま不意に光って見えて
もう一度叶えたいと
願ったんだ

「今更」って笑われても じたばたして不格好だと
誰かが蔑んだって 夢が消えてしまうわけじゃない
私はどうだろう 透明な思いのままで
応援できるかな

あぁでもね
“夢など隠して生きてきた どこかでいつも縛られていた
それに気づけたんだ(「それに気づけたんだ」)”って 輝いた瞳で言うから
私に何かできることがあるのなら
力になりたいと思った
そう思ったんだ

「おばちゃんっ、ほら頑張って!」
「はっ、走るなんてっ、聞いてないっ!」
「歌うのも、体力が大事ですから!」
「はぁっ…スパルタ雫…」

「もしよかったら、一緒に曲を作りませんか?」
「え?どういうこと?」
「おばちゃんのその想いを、おばちゃんの言葉で、歌声で表現するの。楽しそうじゃないですか?」
「その話、乗った!」

「なんか、生き生きしてますね」
「当たり前じゃない!最高に楽しいもの!」
「楽しい…か…。うん…楽しい…!」

ついにやってきた初舞台 空は晴れみたい
あぁそして 特別な夜になる
今日までの特訓が 花を開くんだ
大丈夫 きっと上手くいくから

夢と現実の間で揺れてた
やがて世界を知って思ったんだ
私の番じゃない 焦らなくていい

大人になって 親になって
画面越しの自分を見てるようだった
時が経てば経つほど
一生懸命になることなんて忘れていったよ

あぁずっと 夢など隠して生きてきた
私をいつも縛ってたあの言葉
恨んでるわけじゃないよ
だってこうして
夢は待ってたんだよ
私が来るのをずっと

「ねぇお母さん」

これが今の私
聞こえてるかな?

「あれ、雫、泣いてるの?」
「いや、だってすごく良かった」
「うん。おばちゃんかっこよかったなぁ」
「うん…。空の上まで届いたと思う」