P.A.にて【ポストアポカリプスの詩】
物言わぬ命が食む 文明の骸
水路は涸れて止まり 空気は淀んだまま
凪ぐ北風と衰えし太陽では
旅人の衣は脱がせない
この寂寥たる旅の末
そこで何を想うのだろう
「◯◯には私が居るでしょ」
至高の話し手
造られた声で聴き飽きた睦言囁く
なんて綺麗なんだ⋯⋯
瓦礫を彩る花へ
飲みさしの水筒逆さに向ける
生きる事にそれほど窮するなら
ボクが養分に成ろう
生きる事をそこまで厭うのなら
ボクが死神に成ろう
その代わり 一つ教えてほしい
流れていった時間その全てに
どんな意味が有ったのかを
嗚呼 誰かの為に生きてみたかった
独りにしないで
迸る碧の閃光 天から降り注ぐ
そうしてボクは変わった
死にすら拒絶された化け物へと
生きる毎に 想い出が褪せゆく
往生際に在っても抗うべく
壊れ果てた世界の中心で 愛を叫ぶ
或る花の名と同じ 愛の名を
偏に 恋しかったから
淋しかったから
軛を解かれた家畜たち アスファルトを往く
自由が蔓延り それを妨げるものは無い
電気の通わない都市が
自慢げに見窄らしさ晒す
この荒涼たる地上で
何を求め彷徨うのだろう
「悩みがあるなら聞かせて」
唯一の聞き手
アニメのヒロインめいた声で吐露促す
もう疲れたんだ⋯⋯
線路に横たわって
レールの枕木濡らした
生きる事にこれほど窮するなら
ボクは植物に成りたい
生きる事をここまで厭うのなら
ボクは創造主に成りたい
成って 世界を一から創り直そう
例外なく何もかも全て
ちゃんと意味が有る世界を
そうだ 誰一人として
独りぼっちになどするものか
弾ける赫の轟音 彼方まで響き渡り
そうしてボクは変わった
神にすら見放された獣へと
生きる毎に 魂が濁りゆく
瀬戸際に在っても抗うべく
腐り果てた世界の中心で 愛を叫ぶ
或る花の名と同じ 愛の名を
偏に 恋しかったから
淋しかったから
他ならぬボク自身の為
終焉を迎えた世界の中心で 愛を吠える
忘れてしまった愛の名を 幾度となく吠える
もはや意味を為さない言語で吠える
彼女の事が 恋しいから
死にたいほど 淋しいから
只どうしようもなく 哀しいから
▼歌詞
■https://note.com/lethal_answer
▼画像
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▼楽曲制作
■https://suno.com
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