嘘を食らわば皿まで【エイプリルフールの詩】
薄情な時代で行われる取捨選択
芥(ごみ) のように打ち捨てられた
脇役未満の端役たち
しょせん理想像の代役の代役
それでも前へ進まなくてはならない
パンくずを置く代わりに大地を踏みしめ
簡単には消えない足跡残す
出来損ないの僕らが残せる物なんて
ごく限られてるんだろうね
問答無用に従順さを強いる日々から
逃げおおせるなんて思っちゃいない
それでも人生が有限と云うんなら
その分わずかくらい欲張らせてほしい
春風が咲う
別に矛盾だらけでもいいんだ
使い古して朽ちた矛と盾を携え
「なんだっていいどうだっていい」って本音
強がりの嘘っぱちと綯い交ぜにして
この小さな器に盛りつけよう
四月の実りなきフィクション
よしんば幻だろうと
嘘を食らわば皿まで
いただきます
「あぁ美味しかった」って咲ってやろう
昨日の冷笑(ニヒリズム) ごと平らげてしまえ
この世は捉え方ひとつでひっくり返る
野暮ったい思い込みに呑まれるんじゃない
初めは嘘から入ったどんな役者も
いつかは役柄どおりの本物になれる
誰かにとって君は間違いなく君なんだ
四月の狂おしきフィクション
たられば譚だろうと
嘘を食らわば皿まで
ごちそうさま
「生まれてきてよかった」って咲ってやろう
これまでの後悔全部を平らげてしまえ
虚構のステージで演じる虚しい役
嘘でもいいから咲ってみせて
筋書きがどんなものでも
最後に咲えたらそれでいいじゃないか
終わりよければなんとやら
▼歌詞
■https://note.com/lethal_answer
▼画像
■https://www.futabasha.co.jp/introduction/2015/kimisui
▼楽曲制作
■https://suno.com
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