14 37、地球を眺めながら
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**[Intro]**
午後二時
三十七分
朝ごはんには
遅すぎて
夕ごはんには
まだ早い
そんな時間が
わたしは好き
**[Verse 1]**
寝ぐせのままで
テラスに出たら
青い地球が
今日も回ってる
クロワッサンを
半分ちぎって
黒猫には
あげない
コーヒーは
二杯目
昨日の本は
まだ途中
やらなくちゃ、を
ひとつ忘れて
風の音だけ
聞いていた
**[Pre-Chorus]**
遠くの街では
急ぐ人たち
信号が変わって
電車が走る
ここから見れば
みんな小さくて
なのに
ひとつひとつが
ちゃんと光ってる
**[Chorus]**
遅めのランチを
食べながら
地球が回るのを
眺めてる
今日に追いつけなくても
いいんじゃない
わたしの午後は
いま始まった
青い空より
もっと青い
あなたを見下ろして
パンくずひとつ
風にさらわれた
午後二時
三十七分
**[Interlude]**
Ah…
La la…
風が吹く
カップが鳴る
猫が眠る
地球が回る
**[Verse 2]**
予定表には
空白ひとつ
それを自由と
呼んでみたり
読みかけだった
ページを開いて
三行読んで
また空を見る
何もしないって
難しいね
すぐに理由を
探しちゃうから
だから今日は
理由もなく
ここにいることに
してみよう
**[Pre-Chorus]**
雲の切れ間に
海が光る
知らない国の
知らない午後
そこにもきっと
誰かがいて
同じように
ちょっとだけ
立ち止まってる
**[Chorus]**
遅めのランチを
食べながら
地球が回るのを
眺めてる
今日を上手に
生きられなくても
今日がなくなる
わけじゃないから
冷めたスープも
悪くない
ぬるいコーヒーも
悪くない
そんなことを
思えるくらいには
午後の光は
やさしかった
**[Post-Rock Interlude]**
Ah――
遠くへ
遠くへ
光が伸びてゆく
わたしが知らない
街まで
わたしが知らない
あなたまで
何億回の
「今日」があって
何億通りの
午後があって
その全部を乗せて
地球は
ただ
回っている
**[Bridge]**
急がなくても
止まっていても
迷っていても
眠っていても
朝は来て
昼になって
夜になって
また
朝になる
だったら少しくらい
遅れてもいい
午後二時
三十七分から
始まる一日が
あったっていい
**[Final Chorus]**
遅めのランチを
食べ終えて
地球が回るのを
眺めてる
今日に追いつくことなんて
やめにして
今日と一緒に
歩いてゆこう
青い星から
跳ね返った
光が頬を
照らしてる
「さて」
小さく伸びをして
空になったカップを
持ち上げる
午後二時
三十七分
わたしの今日は
ここから。
**[Outro]**
ギターの音が
ひとつ
風に消える
黒猫が
あくびする
地球は
回る
わたしも
そろそろ
……動こうかな。
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