月の舟、午前零時
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### [Intro]
Ah…
moonlight on the water
still calling your name
### [Verse 1]
水面にほどける
琥珀の灯り
古い橋の向こう
夜が煙ってる
冷めたグラスに
月を沈めて
帰らない人のこと
また思い出す
十三個の団子なんて
似合わない夜だけど
ひとつだけ空けた席は
今もそのまま
### [Pre-Chorus]
ねえ
約束なんて
忘れたほうが
楽だったでしょう?
それでも私は
馬鹿みたいに
櫂の音を
探してる
### [Chorus]
月の舟が来るなら
午前零時を越えて
銀色の波を
ゆっくり割ってきて
「遅くなった」なんて
笑ってくれればいい
怒ったふりして
泣いてしまうから
今夜だけ
もう一度
会いにきて
### [Verse 2]
ネオンみたいな
行灯の列
酔った街だけが
やけに優しくて
あなたのいない
七年なんて
数えてしまえば
ただの数字ね
だけどこの街は
覚えてる
あの日の舟も
あの日の雨も
私がひとり
ここにいたことも
### [Pre-Chorus 2]
ねえ
大人になれば
全部きれいに
忘れるの?
それなら私は
少しくらい
子供のままで
いたかった
### [Chorus]
月の舟が来るなら
何も言わなくていい
少しだけ隣で
夜を見ていて
聞きたいことなら
山ほどあるくせに
きっと最初の言葉は
つまらないものになる
「ねえ」
「お団子、食べる?」
### [Instrumental Break]
Piano…
Brush drums…
Muted trumpet…
Slow guitar bends…
### [Bridge]
壊れた月を
拾おうとして
何度も水に
手を伸ばした
だけど壊れてたのは
月じゃなくて
ただ
揺れていた
水面だけ
そしてたぶん
私も
### [Final Chorus]
月の舟が遠ざかる
午前零時の向こうへ
追いかけなくても
もう大丈夫
さよならじゃなく
「またね」と言えたから
今日まで止まってた
私の夜が動き出す
空にも月
水にも月
どちらも本物なら
あなたがいた夜も
あなたがいない朝も
きっと全部
私の時間
### [Outro]
ちゃぷ
ちゃぷ
遠くなる櫂の音
グラスの中で
月が揺れてる
今夜はもう
泣かないわ
……たぶんね
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