夏山よつぎがベースやってるバンド「少女は青い春を着て。」の一作目『放火犯』をflowerでカバーしました。オリジナルver.もぜひ。
→ 少女は青い春を着て。 – 『放火犯』Music Video
https://youtu.be/i-ilap6BSKQ

『放火犯 (VOCALOID ver.)』

Vocal – flower

Music & Lyrics / Bass – 夏山よつぎ
https://twitter.com/seckarium

Guitar – 袖野 あらわ
https://twitter.com/sleeve_tears_

Keyboard – 京極 みやび
https://twitter.com/miyabi_ky

Illustration – su
https://twitter.com/ho_i87m

Movie – よしだなすび
https://twitter.com/yoshidanasubeam

Special thanks – アルセチカ
https://twitter.com/aruseee

インスト音源
https://www.dropbox.com/sh/3p7tgf9hjwv554y/AACqt7qCxj0k1BW4rPUKdZmNa?dl=0

[歌詞]
「だってアレは冗談じゃないか」
君はヘラヘラと笑って云った
その声はやがて鎖となって
今も僕の喉元に絡みついている

大抵僕らの感傷や悩や心象はきっと
学者が疾うに名前を付けていて
先生はまるで知ったようなそんな気になって
将来像さえも丸/罰を書いている

吝嗇な理由は何だ?
結局は杞憂じゃないか?
足元を照らすライター
僕に失う物なんて無いさと言って
人生に火を点けた

何気ない声のひとつが僕を殺した
今、生きるのは不良品の僕だ
陰でそうやってその目を逸らしたって
貴方も既に共犯者

僕ら青春譚に踊らされ
見た夢は大層なフィクションだった
そして最終回を待つだけ
今に解るさ

僕の人生クローゼットはもうキャパオーヴァー
だのに大切なものは増える一方です
もうblue in the face
それならば心臓をゴミに出そうと決めたとこです

終末の脚本家[Storywriter]
夕刻に蝉が鳴いた
明日には消えるライター
さよならも言わず靴を履いたんだ
サァ、感動のフィナーレを!

この世界を壊してしまえたなら
なんて素晴らしい結末だ
誰も苦しまないで涙もしないんだって
それは僕らのユートピア

放課後、チャイムと蝉時雨
僕を呼んでサイレンが遠くで鳴った
あとは最終回を待つだけ
有り触れた革命を

待っていたって明日は来ないじゃないか
僕はライターの火を消した