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14 37、地球を眺めながら

Sep 29, 2026 ___sakasama___

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**[Intro]**

午後二時
三十七分

朝ごはんには
遅すぎて

夕ごはんには
まだ早い

そんな時間が
わたしは好き

**[Verse 1]**

寝ぐせのままで
テラスに出たら

青い地球が
今日も回ってる

クロワッサンを
半分ちぎって

黒猫には
あげない

コーヒーは
二杯目

昨日の本は
まだ途中

やらなくちゃ、を
ひとつ忘れて

風の音だけ
聞いていた

**[Pre-Chorus]**

遠くの街では
急ぐ人たち

信号が変わって
電車が走る

ここから見れば
みんな小さくて

なのに

ひとつひとつが
ちゃんと光ってる

**[Chorus]**

遅めのランチを
食べながら

地球が回るのを
眺めてる

今日に追いつけなくても
いいんじゃない

わたしの午後は
いま始まった

青い空より
もっと青い

あなたを見下ろして

パンくずひとつ
風にさらわれた

午後二時
三十七分

**[Interlude]**

Ah…

La la…

風が吹く

カップが鳴る

猫が眠る

地球が回る

**[Verse 2]**

予定表には
空白ひとつ

それを自由と
呼んでみたり

読みかけだった
ページを開いて

三行読んで
また空を見る

何もしないって
難しいね

すぐに理由を
探しちゃうから

だから今日は
理由もなく

ここにいることに
してみよう

**[Pre-Chorus]**

雲の切れ間に
海が光る

知らない国の
知らない午後

そこにもきっと
誰かがいて

同じように

ちょっとだけ
立ち止まってる

**[Chorus]**

遅めのランチを
食べながら

地球が回るのを
眺めてる

今日を上手に
生きられなくても

今日がなくなる
わけじゃないから

冷めたスープも
悪くない

ぬるいコーヒーも
悪くない

そんなことを
思えるくらいには

午後の光は
やさしかった

**[Post-Rock Interlude]**

Ah――

遠くへ

遠くへ

光が伸びてゆく

わたしが知らない
街まで

わたしが知らない
あなたまで

何億回の
「今日」があって

何億通りの
午後があって

その全部を乗せて

地球は

ただ

回っている

**[Bridge]**

急がなくても

止まっていても

迷っていても

眠っていても

朝は来て

昼になって

夜になって

また

朝になる

だったら少しくらい

遅れてもいい

午後二時
三十七分から

始まる一日が

あったっていい

**[Final Chorus]**

遅めのランチを
食べ終えて

地球が回るのを
眺めてる

今日に追いつくことなんて
やめにして

今日と一緒に
歩いてゆこう

青い星から
跳ね返った

光が頬を
照らしてる

「さて」

小さく伸びをして

空になったカップを
持ち上げる

午後二時
三十七分

わたしの今日は

ここから。

**[Outro]**

ギターの音が
ひとつ

風に消える

黒猫が
あくびする

地球は
回る

わたしも
そろそろ

……動こうかな。

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